笑うのに必要なのは,17 種類の筋肉.
だけど,しかめ面するのには 47 の筋肉がいる.
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2009年10月20日火曜日

アフタースクール(2008)★★★☆☆

幾日か前に,「アフタースクール」(2008)を鑑賞.監督は内田けんじ*

大泉洋が出演していた.彼が映画に出ているのをはじめてみました.堺雅人佐々木蔵乃介も含めた今話題の俳優たちが出演.ジャンルは,エンターテイメント・サスペンスというものになるのでしょうか(いま勝手にでっち上げました).

本作は帯として,「大どんでん返し」を謳っていますが,その通り.大どんでん返しです.しかし,それはひとつの見解.肝心の人物心情を見落とさぬよう気をつけたほうがよい.そちらのほうが「大どんでん返し」の答えに近づける.あと,この作品は優しい雰囲気の伝わってくるドラマとして観てもよろしいかと.

話題性のある邦画はある種の安心感をもって観れる.現状,邦画はTVドラマ化していて,TVドラマはますます陳腐化している.TVドラマを見るよりは,邦画はかなりマシです.

本作は表題通りの「放課後」をキーワードに,展開していく物語です.それが巧みに後半に効いてくるところ,実に面白い.今度は邦画を攻めてみようかな.


やさしさ   ★★★☆☆
切なさ    ★★★☆☆
どんでん返し★★★★☆
全体     ★★★☆☆
やさしく騙されたい方へ

*内田けんじ監督は前作「運命じゃない人」でカンヌ4冠を獲得している実力者.

「運命じゃない人」(2006)

第58回カンヌ国際映画祭で、フランス作家協会賞など4賞を受賞。本 作が劇場映画デビューとなる内田けんじ監督は、ある一晩の物語を、5人の登場人物それぞれの視点で、時間も縦横に行き来しながら描いていく.(・・・)いい意味での“軽 さ”が本作の魅力になっている.脚本とキャスティングが良ければ、これだけ面白いものができるという見本のような傑作だ.(斉藤博昭)@amazon

ケロ

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