笑うのに必要なのは,17 種類の筋肉.
だけど,しかめ面するのには 47 の筋肉がいる.
エネルギーを大切に.
-unknown-

自分の写真
どこかの街, どこかの井戸で
日常にハミングを。Evernote、iPhone、エネルギー・環境関連、ランニングなどについて呟いてます。

2010年4月17日土曜日

夜の過ごし方

最近,「夜の過ごし方」をどうしたものかと思い悩んでいる.

研究室にいたころは,終電で帰ることも珍しくなく,昼過ぎから深夜までだらだらしていた.

しかーし,かつてより活動時間が前倒しされ,朝が早い.そして,その分,夜の時間がぽっかり空いてしまった.

はて,どうしたものか.

ジムに通うとか,あるいは映画を観るとか.他には,本を読むというのも良いんだけれど.


とにかく,夜の過ごし方に馴れていない.




ケロ

2010年4月15日木曜日

最近買ったCD

最近まとめて3枚のjazzCDを購入した.
まず一つ目


GETS/GILBERTO
Stan・Gets & Joao・Gilberto



アルバイト先のBGM(有線)で流れていたアルバムを今回,まるでいと懐かしむかのように入手してしまった.オープニングを飾る最も有名なボサノヴァ曲「イパネマの娘」は,映画「男と女」でも流れていたし,週に二度はアルバイト先で聴いていたことになる.改めて聴いてみると,jazzとはまた違う趣きのボサノヴァの軽いメロウな雰囲気に満足できた.本アルバムは大ヒットし、グラミー賞も獲得したそうな.

次いで2枚目は


A Bite of the Apple [Limited Edition]
BEATLE JAZZ

ビートルズの名曲をジャズ風にアレンジした一枚.ジャケ買いしたのだが,決して内容がつまらないわけではなかった.穏やかなメロディーに心安らがざるをえない.そんな一枚.





Moon Beams [Import] [from US]
Bill Evans Trio

リリカルなタッチと優れたハーモニー・センスで耽美的なバラッドの世界を描き出すビル・エヴァンス。ピアノ・トリオでエヴァンス独特のスタイルを確立した彼の屈指の名作@Amazon

徐々に集まってきたBill Evans Trioのアルバム.今回は割とマイナーなものになるのかな?

ここで重要な事は,アルバムがメジャーであるかマイナーであるか,ではない.

静かで胸の奥深くまで、直接的に個人的に響いてくるレコード。ゆったりとした音色.しっとりしたい時に聴けば,必ずそれを叶えてくれるだろう.


ケロ

2010年4月5日月曜日

scrap&build

これまで干支を2週するくらい生きてきたけれど・・・,その中で何度か危機的な状況に見舞われることが少なからずあった.

危機的な状態にいた僕は,今思い返せば,それは自分を再構成するための分水嶺に立たされていたともいえるかもしれない.

高校から大学へ進学するとき,なにもかもが新しく見えた世界.
大学3年で悩んだ進路.
大切な人との出会いや別れ.

これらのものが,ある意味で自分をぶち壊す存在として否応なく立ちはだかってきた.
自分としては,慎ましく,慎重に積み上げてきた積木を他者(それは人.それは社会.それは主体以外のあらゆるものを指す)がいとも簡単に崩しさる.

また,僕は慎重に積み上げる.

すると,また崩される.また,・・・.


この繰り返しをしていきながら,それなりに見栄えの良い,ちょっとしたインパクトも物ともしない積木の塔が出来上がってきた.

しかし,またしても他者によって崩される.これには際限が無い.
いつしか積み上げることに何の意味があるのか,自問し始める.「自分=主体」というものを構成する「積み木」が一体なんだというのか.消耗しきった精神で何度も問うた.

そして,僕は気付く.
積み上げている過程そのものにこそ,生きること,そんな大げさなことを言わないとしても,「前よりもうまく積み上げていく」ことが「楽しさ」や「やりがい」ではないかと,次第にわかってくる.

ある時から,積み木を壊されることをいつしか僕は歓待していた.他者に崩されても焦燥感や困惑感がなくなった.
よりうまく積み上げるときの嬉々としている自分に,今では確信的に気付いている.



ケロ