笑うのに必要なのは,17 種類の筋肉.
だけど,しかめ面するのには 47 の筋肉がいる.
エネルギーを大切に.
-unknown-
2011年9月24日土曜日
シンプルなリスト作成&ToDo管理「Nimbulist」~簡単にEvernoteと連携~
■Evernote連携あぷりのToDo管理を担うあぷり~Nimbulistという選択~
上図は前回(*)フォトアルバムを管理するEverPictureを紹介した際に使用したものですが,ToDoを管理するNimubulistについて今回は簡単に紹介したいと思います。
(*)久しぶりのヒット作「EverPicture」~放り込んだ写真を検索&活用化~
■ToDo管理は手間と時間をかけないのが鉄則~Nimbulistという選択~
NozbeやEvernote,その他ToDo管理に使えそうなアプリをいくつか試してきました。しかし,どれもしっくりこないのです。
なぜだろうか?
どれも素晴らしいUIで操作性,機能性を持っているにもかかわらずどうして使いこなせないのか?
唯一つ分かっていることがある。それは「時間や手間がかかるとやる気が逸れる」ということ。
普段の仕事をこなしていながら,ToDo管理に1時間2時間と時間をかけていては本末転倒ではないでしょうか?
もちろん,最低限時間をかけてToDoをマッシュアップさせる必要はあります。
しかし,それもあくまでパフォーマンスを向上させるための手段に過ぎないと思います。
そもそも自分の求めている機能やニーズに対して,今使っているモノがマッチしているだろうか?
ハイスペック過ぎて,無駄に手間と時間をかけていないだろうか?その逆も然り。
■シンプルかつEvernoteと連携できるToDo管理あぷり~Nimbulistという選択~
NozbeやEgretlistなど高度(と勝手に思っている)なアプリも使いこなせばカッコイイなと思っていますが,今の僕には使いこなせる自信が無く,もっと簡単で,でも用が足りるアプリは無いものかと探してみたところ,ひとつのアプリに辿りつきました。それがNimbulist。
操作はとても簡単。リストを作成して,さらにリストの中にアイテムを作成します。例えば,お買いものリストを作成して,きゅうり,ビール,ハム,牛乳というアイテムを作るという感じ。
あとはSyncボタンをぽちっと押せば,Evernoteと同期出来てしまう。
そして,リストの項目が完了or済となれば,チェックボックスをタップして終りとなります。
■最後に;足りなければ,次のものへ~手始めにNimbulistという選択~
Nimbulistが物足りないと感じてくれば,次のあぷりへ鞍替えするのも手です。要はマッチしているかどうかが重要であって,あぷりに振り回される必要は一切ないわけですから。
まずは高度なものよりも平易で扱いやすいものを選ぶことが肝要かと思うのです。数多あるToDoアプリの中から色々試すのも時間がある人に限っては良いかもしれませんが,そもそもToDoアプリを探している人というのは喫緊の問題としてToDoあぷりを求めているわけです。
であれば,とにもかくにも当分は問題なく使えるアプリを選ぶべきです。
その次に,アレが欲しい,これが欲しいとなれば,他のアプリを探してみるのも良いかと。
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2011年9月19日月曜日
久しぶりのヒット作「EverPicture」~放り込んだ写真を検索&活用化~
■Evernoteは連携あぷりがカナメ
Evernoteに出会ってからもう6年以上が経過している。
当初は,ただアカウントを取っただけで使い方等ロクに知らなかったので放置していました^^;
しかし,徐々にライフハックへの関心が高まるにつれて,勉強や仕事が忙しくなるにつれて,生活を豊かにしたいと思うにつれて,Evernoteへの依存も高くなってきています。
それほどにこのあぷりは日常への関与が大きく,老若男女にかかわらず使えるアプリとも言えます。
ところで話は変わって現在に。
Everenoteというのは,それ自体には特段素晴らしい機能がテンコ盛りかというとそうではなく,対抗あぷりとしてはspringpadのような高機能あぷりもあります。
それでも僕がEvernoteに執着するのには,いくつか理由がありますが,その中で今回挙げるひとつとして「数多くの連携あぷり」が存在していることです。
いま僕がiPhoneで愛用している連携あぷりがいくつかありまして,Evernoteと周辺あぷりを下図にまとめるとこんな感じに。
- Nimubulist:チェックボックスを利用したToDo管理やリスト作成あぷり
- FastEver:言わずと知れた連携あぷりです。ちょこっとしたメモを保存するのに非常に便利
- EverPicture:Evernote内の写真をフォトアルバム化してくれるあぷり
そして,今回は太字のEverPictureにフォーカスして紹介したいと思います。
■写真を多面的にサクサク管理~EverPicture~
Evernoteの保存対象としては以下のものが挙げられます。
- 写真
- テキスト
- Word,Excel,PowerPoint
- 音声
僕は基本的に音声以外のものは保存対象としてバンバンEvernoteに放り込んでいます。
そんなときに“写真だけ”とか“Wordだけ”とか,“PDFだけ”で検索をかけてそれぞれを管理するのも
出来なくはないのですがやるだけ面倒なのでこれまでやりませんでした。
そんな時に,EverPictureが登場したのです。
これは良くできたアプリでもありますし,今後のEvernote連携あぷりの方向性を感じるあぷりでもありました。
このあぷりについていくつかの機能を紹介していきたいと思います。
☑ノートブックごと,タグごとで振り分け
すべての写真の画面 |
EverPictureはまず,Evernote内の写真をすべて読み込みます(ボリュームによりますがけっこうサクサク取り込んでくれます)。
それが終われば,画面下にある「ノートブック」,「タグ」,「場所」,「検索」といういくつかの検索方法を選び,自分の探している写真を見つけ出すことが可能です。
これはノートブックごとの保存されている写真を見る場合の画面です。上図のように写真が存在するノートブックを一通り画面に表示してくれます。
次にタグごとに振り分けされた写真表示になります。僕の場合,タグを活用していないのもあって,ダブりがあったり,タグ検索としては不十分な表示になってしまっていますね^^;
でも,今後EverPictureを意識したタグ付けを心掛けていけばより便利に活用できるかもしれません。
☑“場所”で写真の位置情報を使った検索も
ノートブックやタグでの振り分けは当たり前と言えば当たり前の機能かもしれません。
そんな中で,位置情報を利用して写真を振り分けしてくれる「場所」では以下のように写真を地図上から直感的に振り分け表示をしてくれます。
上図のように,位置ごとに写真を表示することもEverPictureでは可能です。
☑Twitterにも送れちゃう
上記で述べてきた「ノートブック」や「タグ」,「場所」などから任意の写真を選びだした際, 上の写真のように括弧部分を押すと,ノートそれ自体を開くことや,メールで送信すること,極め付けにはTwitterへ投稿することも可能です。
■最後に;EverPictureリリースで連携あぷりの広がりに可能性を感じる
うん,フォトアルバムとしてEverPictureを利用することもよし,お気に入りの写真をシェアする目的としてEverPictureを使うこともまた便利でよいかと思います。
そして,最後に感じた事を。
今回,Evernoteをフォトアルバム化してくれるあぷりとしてEverPictureを紹介しましたが,何も写真にかかわらず,音楽等の音声ファイルやWord,Excel,PDFなどを検索するのに特化したあぷりが出てもおかしくないと感じました。
オールラウンドなあぷりも非常に便利ではありますが,それよりもニッチでシンプルな機能を有した連携あぷりも需要がある気がします。
今後,EverPictureに似たニッチなあぷりが出てくるのを楽しみにして,その時にまたEverenote連携あぷりを紹介できればと。
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2011年9月15日木曜日
新しくなってもっとデスクトップの管理が便利に!!~FenrirFSがFenrirFS2に~
■iTunesライクなFenrirFSはデスクトップのファイル管理に最適
以前(*)もFenrirFSについて記事を書きましたが,最近アップデートされたみたいで,デスクトップのファイル管理が“より便利”になったようです。
(*)機能だけじゃないエレガントなファイル管理ソフト『FenrirFS』~Dropboxとの連携も~
詳しい機能については上記の記事を参考に見てもらえればと思います。
一応, おさらいも兼ねて基本的な事に触れると,以下の三つになるかと。
- いろんなファイルをラベルで管理
- 自動同期が出来て便利(DropBoxと組み合わせるとよりグッド)
- おされ
とにかく,デスクトップにファイルを野ざらしにしたまま置いている事がありますが,FenrirFSを使えば,スッキリ&キレイにファイルを管理することが可能になります。
■アップデートされて何がどう変わったのか~FenrirFSが1.0から2.0へ~
上に書かれているとおり「3つの表示モードで見やすく,あらゆるものをラベルで管理。」することが可能となった。
その3つの表示モードとは
- デフォルト表示
- ワイドスクリーン表示
- 縮小表示
☑デフォルト表示とは
これまでの通りの初期表示の事です。
☑ワイドスクリーン表示とは
ご覧の通り,写真ファイルやPDF,Excelなどが右側スクリーンにプレビュー表示させる事がワイドスクリーンでは可能です。但し,プレビュー表示までにいくらか時間がかかるのが今後の課題かもしれません。
☑縮小表示
その名の通り,縮小させたプレビューを表示する形式です。
■プレビュー機能が素晴らしい!!
これがスゴイのですが,何もプレビュー機能はワイドスクリーンだけのものではありません。
選択してSPACEキーを押せば,PDFやExcel,Word,はたまた写真や音楽ファイルでさえプレビューできます。
これは今回のアップデートの大きな目玉です。
しかも,ワイドスクリーン表示時のプレビュー表示よりもレスポンスが早く,すぐにプレビュー表示してくれるのもうれしい。直感的な管理がこれによって可能となりました。
■手軽にできる自動同期機能
マイドキュメントなど Windows のドキュメントフォルダやピクチャフォルダを同期したプロファイルが使用できます。新しくプロファイルを作る際にも手動か自動同期かを選択できます
そうです。手軽に同期したいフォルダを指定すれば,あっというまにFenrirFSに取り込むことが可能です。これは色々可能性を感じる機能の一つですね。
■最後に;1年使ってみての感想
FenrirFSを1年ほど使ってきたが正直言ってフリーなのは申し訳ない^^;
ここまで洗練されたデザインと機能,使用感はぜひ味わってもらいたい。
多少,最初は不慣れな部分もあって思うように使うことが出来ないかもしれないがそれほど難しいUIではないのですぐに慣れることと思う。
少しでも気になったのであればさあ今すぐダウンロードだ
クリックしてダウンロード |
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2011年9月6日火曜日
お財布を紛失した時の対処法~実体験からの学び~
■財布をなくした・・・・・・(T_T)
一昨日の晩,財布をなくしてしまいました。
本当に失くしたのだと気づいた時には絶望的な気持ちに陥ります。
こんな時人間は最悪の事態を中心に考えがちですが,僕自身そのような状態でした。
- 本当に失くしたのかもう一度探す。
- 本当にないとわかったら(諦めたら),まず警察へ届け出を提出。
- 次にクレジットカード(VISA,JTBなど)を凍結。もしくは再発行。
- キャッシュカード(都銀,ゆうちょ)も再発行。
- 免許証を再交付
- 保険証
それぞれをもう少し詳細に説明していきます。
■警察署・交番へGO!!
まず,紛失盗難の届け出を警察署なり交番なりへ届け出る必要があります。
この時にはおまわりさんに,簡単な事情聴取を受けるので次の三つくらいはあらかじめ把握しておく必要があります。
- 紛失した,もしくは盗難された時間帯
- それはどの場所なのか
- 失くしたモノはどのようなものか
- 最後に,どの交番・警察署に届け出たかを確認しておくこと(*)
(*)なぜなら,クレジットカード凍結・再発行やキャッシュカード再発行時に必ず「どの警察署に届け出たのか」について聞かれるからです。
すでに善良な市民が落し物を届け出ていれば幸運です。警察署・交番への届け出は必ずやっておくべきですね。
■クレジットカードの凍結・再発行
クレジットカードの凍結・再発行はカード会社へ℡すれば,すぐにやってもらえます。また,ホットライン24時間体制が多く,悪用されていないかも確認できるのでこれも必ずやりましょう。
但し,新たなカードが届くまで1,2週間を要し,さらに光熱費や家賃の引落は自分で再手続きを行う必要があります。 この時にどの警察署に届け出たのかを聞かれるので覚えておきましょう。
■キャッシュカードの再発行
ゆうちょカードや都銀などのキャッシュカードは僕の場合,支店に足を運んで窓口で手続きを行いました。
- 身分証明書(免許証,パスポート,保険証など)
- お届け印(印鑑)
- 住所確認のための書類(引越したばかりで住所変更していなかった場合に必要)
手続き自体は,だいたい20分くらいで終わるかと思います。
また,再発行の手数料としてゆうちょでは1,000円,とある都銀では1,050円の費用が掛かりましたのでその準備も。
■これが一番めんどくさい免許証の再交付
仕事柄,車を運転する必要があるので是が非でも免許証の再交付はやっておかなければなりませんでした。
僕の場合は横浜市の運転免許試験場へ出向いて,再交付手続きを行いました。必要な書類は以下の通りです。
- 身分証明書(パスポート,保険証など)
- 手数料3,650円
- 写真(タテ3.0cm×ヨコ2.4cm 申請前6か月以内に撮影)
- 顛末書(*)
- 申請書(*)
(*)要旨は窓口に置いてあります
まず,手数料が意外と高い^^;
そして,写真はだいたい施設内にスピード写真が設けられているのでそれを利用すればよいかと(有料)。
これは場所や時間帯によるのでしょうが僕の場合は2時間くらいかかりました(;一_一)
■保険証の再発行
これは悪用されるケースがほとんどないようですので,まず1~5のモノに関して早急に手続きを行う必要があります。そして,それらが済んだ後に保険証の再発行を行いましょう。これはまだ手続きを行っていないので後日市役所に行く予定です。また,必要なものは身分証明書のみのようです。
■そのほかのカードやモノについて
そのほかのもの関しては下記のサイトが参考になるかと思います。
財布をなくした! さあどうする : ライフハッカー[日本版]
財布紛失した時の対処法
困った時の対処術
■Evernoteを活用しておくべし
今回,一つだけその偉大さに改めて気付かされたのがEvernote。
Evernoteに昔の旧住所を記録しておいたり,クレジットカードやキャッシュカードを写真で保存しておいたことが手続きをスムーズに進められる助けになりました。Evernoteすげぇ。
■最後に;パニックは避けられません。
財布を紛失したり,盗難されたりすればだれしもがパニックに陥ります。それは避けられません。
そんな時はすぐに交番に行くとよいかもしれません。事情を説明する時にようやく落ち着いて物事が整理できるかと思います。
そして,敢えてポジティブに新しい財布をどれにしようかな♪などと考えてみるのも良いかもしれないですね。あとは無駄に財布にカードを詰め込まないようなミニマリストを目指していくこと。「失敗」から学べばそれは「失敗」じゃなくなるのです。では。
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2011年9月5日月曜日
スケジュールとToDoを両立するには~コクヨ・モレスキン・Evernoteを駆使する~
■スケジュール手帳の挫折
手帳はりーまんになってからマストアイテムとして持ち歩いている。
その利用はもちろんメモなり,スケジュール確認なりに使用してきました。
しかし,たまに失敗を犯すことも少なくなかった。
例えば見逃してしまったToDoが後でわかったり,予定までの準備の見積もりの甘さがぽろぽろでてきてしまったり,手帳を利用することの効用がうまく発揮できていない事が度々あり,どうしたものかと悩んでいました。
そこでこの場を借りて,「なぜ:Why」手帳を利用しているのにうまくいかないのかについて考えてみたいと思います。
そして,最終的には一つの答えを出して,「何を:What」,「どのように:How」すればよいのかまで考察できれば,と。
早速,「なぜ:Why」手帳を利用しているのにうまくいかないのかについて考えていきます。
■なぜ,うまくいかないのか~手帳は見直しと俯瞰が大事~
まず,これまでの手帳利用の振り返りを見てみると以下の点が問題になっているような気がする。
- 会社専用のWebスケジュールと同期できていない
- EvernoteでToDo管理。スケジュール管理は別のものでやってる
- メモった紙片を母艦となるノートなり,手帳なりに一元化できていない
- 手帳の見直しが1週間に数回程度しかない
- 一日の1時間単位で予定を立てられていない。※午前と午後程度の分け方しかやっていない
とまぁ,問題点が出てくる出てくる^^;
これらの問題点への改善策をざっくりまとめてみると
- 1~3に関しては,単純に一元管理できる母艦ノート(手帳)を決める。
- 4.に関しては,常に手元に持てるものであり,かつ1週間程度のスケジュールを俯瞰できること
- 5.に関しては,現在使っている手帳では対処できないので新たな手帳を検討すること
少し問題がくっきりしてきたように思います。
■ちらばる情報を集約する母艦ノート
1~3の問題点への改善策である「一元化」ですが,母艦をもつことが大事になってくると思う。
常にひとつのノートを持ち歩いて,それに書き込めば一番良いのだがネタ帳というか情報ノートと手帳は分けた方が見直した時の視認性の観点から言って望ましい。
ですので,通常はメモ帳はメモ帳で,手帳は手帳で分けて使いたいです。そうした場合に,しっかり母艦を持っておく必要があります。当然ですが,その場合に手帳を母艦にしたいのですがここで一つ問題点が。
■何を手帳に刻んで何を捨てるのか?
メモ帳に残した情報を全部載せるとなると紙面がいくつあっても足りません。
何を手帳に刻みつけるか,何を捨てるのか?
ここが肝要です。
そう考えると,手帳に残しておくべき事項というのはToDoです。当然ですが「やるべきこと」を載せるのが最優先。
それじゃあ,それ以外はいらないのか?ですが,僕はここで強行して「いらない」と唱えます。
それ以外のものに関しては,Evernoteに放り投げる方法を採用したいと思います。
これまでEvernoteをToDoとして活用してきましたがそのことに関して限界を感じてきました。従来Evernoteの使い方はTodoではなく,あくまで情報収集ツール。本来の使い方に戻し,ToDoをスケジュール帳で管理していきたいと思う。
■ヴァーチカルタイプ(縦型)のスケジュール帳が馴染む
4.と5.に関して思うのは,新たなスケジュール帳の検討です。
現行使っているのはモレスキンのスケジュール+ノート。
スケジュール+ノート |
これはこれでしっくりくる方もいるかと思います。
但し,一日のスケジュールを細かく管理できないのがネックとなるのでより一日を細分化したスケジュール帳が必要に思いました。そこで,モレスキンラブな僕としては「スケジュール+ノート」ではなく,ヴァーチカルタイプ(縦型)のスケジュール帳を検討してみました。
2012年 アクションダイアリー / XL |
上図のアクションダイアリーは1日の時間が縦に並び,細かな時間ごとの管理がこれで可能になります。ポイントはそこだけではありません。この手帳の肝は右一列分,ToDoを書き込める箇所が用意されている点です。これは極めて重要な事だと思います。
前述したとおり,ToDoをスケジュール帳に刻むことを最優先としている僕としてはこのToDoを記入できる場所があるのは必須となります。
■【中間まとめ】図解で見る情報の流れ
上図のように,情報ノートなり,インターネットなり,得られた情報から次への行動となるToDoを洗い出し,モレスキンのアクションダイアリーに刻みつけます。※この際,Web上にある会社専用のWebスケジュールもアクションダイアリーへと同期させておく必要はあります。
そして,それ以外の_ToDo以外の_情報に関しては従来通りEvernoteへ放り込み必要な時にレビュー出来るようにしておきます。
■ここで大きな壁が~スケジュール帳は必ずしも始まりたい時から始まらない~
問題点もほぼ解消させることが出来,あとは始めるだけなのですがそう簡単には事は運びませんでした。それはスケジュール帳は年始からスタートするものがほとんどであるという至極当たり前の理由によるとことです。
例えば,始めたいのが8月だとしたら出来れば8月スタートのスケジュール帳を使いたいものです。
ですが,そこまで都合のよいスケジュール帳などほとんど無いでしょうし,あったとしてもそれが自分の使いたいものかどうかは分かりません。そうなると,そんなスケジュール帳など皆無でしょう。
■勝手が利くスケジュール帳~コクヨのキャンパスダイアリーフリータイプ~
そんな時に_あくまで場つなぎ的ですが_お薦めなのがコクヨのダイアリー「フリースケジュール」です。
いつ始まりでも可能なフリータイプで,かつヴァーチカルタイプのスケジュール管理&ToDoリスト付という理想の形態!!
見た目はチープではありますが,その分価格も安く,使い方も工夫できるレイアウトになっています。
モレスキンのアクションダイアリーが1月始まりなのでそれに代わってこのコクヨのフリースケジュール帳を代用することにしました。
また,ラインナップも充実してますので使い勝手の良いサイズを選べるのもグッド。
■モノが揃っても畢竟,重要なのは手帳を毎日見直す習慣にある
これに尽きます。あくまでモノはモノ。使う側との相性が多少あろうが無かろうが結局のところ,毎日手帳を見直し,PDCAサイクルを回すことが大事です。
手帳はそのための必要条件であって十分条件ではありません(といいますか,必要条件ですらないですね)。
今回は手帳について考察してみましたが,それと僕の愛用しているEvernoteについても見直しが必要になっています。これについても今度考察してみたいと思いますが,とにかく毎日使う手帳でよりより仕事の成果を出せるように今回に限らず考えていきたいです。
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iPhoneアプリを駆使して,運動Hacks!!~『「運動」をスポーツ化』 Runmeter,PushAppなど~
■運動を楽しくやる方法はないのか?
ここ最近,そんな事を考えている僕です。
「運動」,「トレーニング」
これらの言葉を聞くだけで「つらい」,「くるしい」,「つづかない」という言葉が自動的に連想するかたも少なくないはず。
一方では「スポーツ」などと聞くと,楽しげで爽やかな印象をもちます。
この言葉の違いには何があるのでしょうか?
「健康情報大百科」というサイトには以下のようにその違いが示されています。
運動と言う行為自体は、広い意味で、体の中の筋肉を動かす事
ですから様々な行為が入ります。
特にルールや決まり、場所と言った様な制限は何一つありません。
それに対し、スポーツとは、一定のルールの中と言う、制限された
場所で、協議技術の向上を目的として行ないます。
運動をする目的と言うのは、個人差はあるものの、大体が、
肥満予防や解消、生活習慣病の予防や改善等の病気を予防し、
健康な生活を送る事を目的として行ないます。
それに対してスポーツは記録や順位を競う事が目的です。
そのためにスポーツは、自分の限界に挑戦します。
なるほど。
端的にまとめると,
- 運動: 身体を動かし,健康増進。
- スポーツ: ルールを設けて,記録や順位を競い自分の限界にチャレンジ
となるでしょうか。
そして,僕はここにモチベーションの秘密があるように思います。
■フィードバックの速度こそモチベーションの秘密?!
・・・と,小見出しを立ててみましたが要するに「運動」は日々健康のために行うもののその成果というのは1ヶ月後,1年後,下手をすると5年先にならないとわからないという事が起こります。
例えばですが, 毎日会社に出社する時は階段を使うようにするとか,1駅前から歩くとか,これは明らかに「スポーツ」ではなく「運動」です。
そう考えるとこの行為自体の効果はすぐに表れるようなものではない事が分かります。日々の見えない効果の積み重ねがやがて「健康」という形でフィードバックされるのですから。1日,2日でわかるものではありません。そうなると,なかなか「やる気」がでてこないのは自明であると思います。
行動経済学の用語に「双曲型割引」という言葉があります。詳しい説明は省きますが(*),要するに人間は目先のものほど価値を大きく感じるということです。「運動」による健康という利得よりも目先の_例えば,漫画を読むやネットサーフィン_利得を多としてしまうのです。
(*)くわしくはこちらを参照くだせい
一方で「スポーツ」ですがこちらは運動とは異なり,例えばサッカーやマラソン,短距離走などを指します(当たり前ですが)。これらは「運動」と比べ,結果が目に見えてはっきりとわかります。それは単に記録するということとも関係が深いですし,「健康」のように数値化しづらいものと比較しても単純にルールを適用した中での数字による競争ですから,やはりフィードバックという観点からはそのレスポンスは即応的といえるでしょう。
■『「運動」をスポーツ化』してみると考える
とまぁ,ここまで話を広げてきましたがここらへんで収束への分岐点へ。
『「運動」をスポーツ化』すると考えてみるといいのではないかと。ふと,思ったのです。上述しましたが,
- 運動: 身体を動かし,健康増進。
- スポーツ: ルールを設けて,記録や順位を競い自分の限界にチャレンジ
ということですから,これを『「運動」をスポーツ化』すると
ルールを設けて,身体を動かし,健康増進しながら,記録や順位を競い自分の限界にチャレンジ!
になります。
前の小見出し「フィードバックの速度こそモチベーションの秘密?!」で述べた通り,「運動」のモチベーションが低下してしまうのはフィードバックの遅さにあると考えました。これへの改善策としては単純ですがフィードバックの速度を上げること。そして,フィードバックの速度を上げるには記録する事・競う事だと思います。これはつまり「スポーツ」の定義に含まれていたキーワードです。
■記録すること・競争することをどのように運動にとりこむのか,それが問題だ!
とここまでは話は単純なものでしたが,ではどのように「運動」に記録する・競争するを取り込めば良いのでしょうか?
ここで登場するのがiPhoneあぷりです。とりわけ「記録する」に関しては,iPhoneは打ってつけのデヴァイスではないでしょうか?
今回,紹介するiPhoneあぷりはいくつかありますのでそれを以下でひとつずつ取り上げていきたいと思います。
☑Runmeter
言わずと知れたiPhoneあぷり。
他にも「Run keeper」とかもありますが僕はこちらを愛用してます。
以前このアプリについては記事を書いていますのでそちらを参考にしてみてください(*)。
(*)過去記事はこちら
☑365日 腕立てアプリ PushApp
これは面白いです。
iPhoneの画面に鼻をタッチさせることでカウントできるという腕立て伏せカウントアプリ!
セット数と回数/dayの決定やインターバルの調整,カレンダーへの同期も可能ということでモチベーションもアップしそうですね。
腕立て伏せだけしかないのか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが腕立て伏せ以外にも
☑365日 腹筋アプリ SitApp
☑365日 スクワットアプリ
などなど,筋トレ三兄弟が揃っていますので関係各所を強化したい方は必要個所に応じて他のアプリも使ってみるのもいいかと思います。
■【その他】運動じゃないけど,使うといいかもあぷり
☑Sleep Cycle alarm clock
前にこのアプリについて記事(*)を書きましたが,これも愛用しているあぷりのひとつです。SleepCyclealarmclockはベッドに寝かせるようにiPhoneを置くだけで寝ている人のレム睡眠やノンレム睡眠の周期を感知して,目覚めが最適なころを見計らってアラームを鳴らすという優れもの。※もちろん,起きたい時間を設定してその周辺で起こしてくれます。
しかも,メールでデータ転送してくれたり,Facebookでシェアすることも可能です。僕の場合は,Evernoteに情報を転送してライフログの一つとして記録してます。
(*)過去記事はこちら
☑体重ノート
これも重宝しているアプリの一つ。続いている理由の一つはシンプルなUI,そして記入項目の単純さも長く使えている理由の一つです。
体重は朝と夜の二回入力でき,運動量と食事量は三段階評価だけのシンプルさ。また,レポートやグラフなどによる可視化も可能で無料でこの機能は満足の一言。
■最後に:競争することとは過去の自分と現在の自分を比較すること
記録することについては,iPhoneあぷりによる補助でいくらでもできると思う。『「運動」をスポーツ化』するには「記録すること」以外にもう一つ「競争すること」があったかと思う。
これはまさに自分との闘いです。
過去の自分と現在の自分で競うこと。身も蓋もない使い古された言葉ですね^^;
まぁ,まず競うためには記録すること。これが必須です。記録する事から始めて,振り返り(レビュー)することが競うこと或いは比較することにつながるのではと思います。
但し畢竟,何を良しとするのかはルールをどう設けるのかにかかってくるわけですから,それは自分がどのようなビジョンを持って取り組むのかというところに関係してきます。
いくら足が速くて,筋骨隆々でもサッカーというルールから言えば,得点を上げるもしくは失点を防ぐことに直接/間接的に役立たなくては何の意味もありません。
そして,健康への道から外れるようなことはあまりお勧めできません。身体を壊してまで運動することの意義とは何なのでしょうか?それはすでに運動ではなく,正真正銘スポーツというものです。
僕がここで述べたかったことはあくまで『「運動」をスポーツ化』するという考え方であって,健康増進へ向けてのモチベーション維持の方法とは?への考察です。
身体を壊す運動はもはや運動ではないことに留意して日々楽しく続ければと思います。
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