笑うのに必要なのは,17 種類の筋肉.
だけど,しかめ面するのには 47 の筋肉がいる.
エネルギーを大切に.
-unknown-

自分の写真
どこかの街, どこかの井戸で
日常にハミングを。Evernote、iPhone、エネルギー・環境関連、ランニングなどについて呟いてます。

2010年2月26日金曜日

豆乳なんです.けど,プリンなんです.


甘さ控え目プリン風味の豆乳.パッケージの頭がカラメルになっているのがオモロー.

空前絶後の豆乳飲料ブーム(だと勝手に思ってます)
とうとうプリン風味の豆乳が登場しました.

豆乳フリークスとしてはバリエーションが豊富になっていくこが喜ばしい反面,もしかしたら牛乳が隅に追いやられているのではないかと不安に感じます(いや,そうでもないかも).


ケロ

2010年2月16日火曜日

ヴァーチャルな世界とは

宇宙くらいなら,実際に行くことよりも正しくヴァーチャルな世界で楽しんだ方が得策なんじゃないかと

そんなことを思わせるGoogleの力にチョット驚き.




ケロ

2010年2月8日月曜日

中央卸市場 ねこ 01:09 偶然性と意味

夜.
ランニングするコースの中に,横浜市中央卸市場がある.


路肩には,トラックが何台も縦列しており,熱が冷めていく街とは打って変わって,これから動き出すといった感じ.

キリっと冷えた寒い夜に魚のにおいが微かに鼻腔に届く.

前方の歩行者信号は青.

右手の植え込みから猫が一匹,歩行者信号をちぼちぼ歩いている.

後方から走ってくる僕とすれ違いざまに目があった.猫はシャムのような毛並みで,灰色の毛が好き放題に伸びている.
ははぁ.魚目当てなのか.彼/彼女らにとっては,今一番が活動時なのかもしれない.



こんなことを思ってみる.

猫にとって,卸市場やトラックは意味のあるものに映るに違いないだろう.
それはどれも“魚”に関連しているからね.

だけど,信号機はどうだろうか.青信号だろうが赤信号だろうが,彼/彼女らにとって,それらは何の意味もなしていないのではないだろうか.ただ直立した棒が,規則的に色を変えるといったオブジェにしか見えないだろう.控え目に言っても,それらが彼/彼女らを楽しませるものだとは思わない.

家はどうだろうか.
猫にとって,人間が住む家はどのように映るのだろうか.
このときであった猫はもしかしたら人間に家で飼われており,時たま,そう卸市場が起き始めた時に,外に出て腹を満たしたら,また家に戻る.そんな生活を送っているとしたら,家には少なくとも意味はあるかもしれない.それは人間のもつ家に対する考えとそれほど違わないのかな.

自転車や車は猫にとってどうだろうか.
猫にとって,はじめそれらのものは意味のないものであるかもしれない.しかし,突如として意味のあるもの,あるいは無理にこじ開けられた関係というものによって衝突する.それは字義通り衝突してしまい.猫にとって“恐怖”の対象として意味のあるものに変わるかもしれない.

これまで意味のなかったものが,次の瞬間には意味のあるものに変わることもある.


それからみなとみらいを走っていると,なんだかとても不思議な感覚にとらわれていく.

すっかり眠ってしまった街のビルが異様に見えてくるからだ.いろんなビルがある.気持ちの良いくらいの縦じまビル,茹で卵を切ったようなくし型のビル,何のための車輪なのかと思わせる観覧車.

それらのものが夜になると異様なものに見えてくる.何のために存在しているのか,その存在が疑わしくなってくる.


猫とトラック,猫と家,猫と卸市場のように,それらが僕にとって何の影響を与え,あるいは受けているのか.僕とそれらの間に何ら関係性を見出せない.

意味のあるものと意味の無いもの.それでも世の中には,どちらかが付帯したオブジェが存在する.
そして,「猫と車」のように,こちらの意図とは関係なく,地球に重力があるように抗えない力学として,突如として関係が生まれ,意味があらわれてくることがしばしば人生にはあるのではなかろうか.そして,それは今夜に関して言えば,たまたま出会った卸市場の猫が僕に与えた思いがけない意味のようでもある.よかれ悪かれ,僕の人生のほとんどがそうであるような気がしてきた.



ケロ

2010年2月3日水曜日

My inside is outside.

オブジェをみて,主体がどう感じるか.
心地よいのか,気分が悪くなるのか.
好きなのか,嫌いなのか.
正しいのか,間違っているのか・・・.

僕という主体が,オブジェに対して反応する感情や考え,連想などは,よくよく考えてみれば実に奇妙だ.

はっきり言って,何ゆえにそう感じるのか,あるいは考えるのか,行動するのかについて皆目見当がつかない.いや,“それらしいこと”はいえる.

例えば,ある絵が「好きだ」と感じる.そして,自分にこう自問してみる.

絵のどこが好き?・・・.

んん,柔らかな色づかいが好き.

そこでまたこう問う.

柔らかな色がなぜ好き?・・・.

んん,とても落ち着く感じがするし,なんだか優しい気持ちになれる気がする.

どうして「柔らかな色」→優しい気持ちとか落ち着くのだろう?・・・.

んん,・・・.

行き詰る.なぜって言われても困る.そう感じるのだから仕様がない.畢竟,そういう感情は僕がこれまで経験してきた環境や遺伝などから出来上がってくるものだし,単純にその日の体調や気分,あるいはもしかしたら,早朝の食事でご飯にふりかけをふったか,ふらないかでさえ,ころころ変わってくるんじゃないだろうか.

そう考えたとき,“何か”をみたり,聞いたり,触れたり,口にしたり,した際にとる自分の感情なり,行動なりを観察したら,僕の意識のない領域(無意識)について少しでも知ることが出来るんだろうな.

僕がどんな本を志向して,どんな友人と付き合って,どんな料理を好んで,どんな言葉を多く多用して,誰が嫌いで,誰が好きで,音楽ならこれで・・・と際限なくその観察するオブジェは多彩である.

だけど,いくら追っかけても捕まらないんだろうな.
だって,いろんなものが過ぎてゆくからね.

ケロ

2010年2月1日月曜日

一月の読書

1月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2046ページ

神々の山嶺(いただき) (2) (集英社文庫―コミック版 (た66-2))神々の山嶺(いただき) (2) (集英社文庫―コミック版 (た66-2))
★★★☆☆
読了日:01月30日 著者:夢枕 獏,谷口 ジロー
神々の山嶺(いただき) (1) (集英社文庫―コミック版 (た66-1))神々の山嶺(いただき) (1) (集英社文庫―コミック版 (た66-1))
★★★★☆
読了日:01月29日 著者:夢枕 獏,谷口 ジロー
魔女 2 (IKKI COMICS)魔女 2 (IKKI COMICS)
読了日:01月24日 著者:五十嵐 大介
魔女 1 (IKKI COMICS)魔女 1 (IKKI COMICS)
★★★★☆
読了日:01月22日 著者:五十嵐 大介
『坊っちゃん』の時代 (第5部) (双葉文庫)『坊っちゃん』の時代 (第5部) (双葉文庫)
★★★★☆
読了日:01月16日 著者:関川 夏央,谷口 ジロー
カンガルー日和 (講談社文庫)カンガルー日和 (講談社文庫)
読了日:01月12日 著者:村上 春樹
カンガルー日和 (講談社文庫)カンガルー日和 (講談社文庫)
★★★☆☆読み終わった後,これまでの短編の内容をほとんど覚えていなかった.世界のどこかの片隅で起こったが決して歴史に残らない事実のようである.淡く,儚く心に積もる. 「図書館奇譚」は,どこかセンチで,物悲しくなってくる.
読了日:01月12日 著者:村上 春樹
東京奇譚集 (新潮文庫)東京奇譚集 (新潮文庫)
★★★★☆偶然の旅人、ハナレイ・ベイが好き
読了日:01月10日 著者:村上 春樹
散歩もの (扶桑社文庫 た 10-2)散歩もの (扶桑社文庫 た 10-2)
★★★☆☆
読了日:01月10日 著者:谷口 ジロー,久住 昌之
時間はなぜ取り戻せないのか (PHPサイエンス・ワールド新書 12)時間はなぜ取り戻せないのか (PHPサイエンス・ワールド新書 12)
★★★★☆
読了日:01月09日 著者:橋元 淳一郎

読書メーター


ケロ