■情報ノート・メモ帳・アイデアノートを使い分け
前回(*)のエントリー「ニーモシネImagination【A4】を構想ノート(思考の見える化作業)に」で構想ノートとしてニーモシネImaginationを使うことに決めました。
僕個人として,これで一通り揃った感があります。
というのも基本的に以下のようなノート・メモの使い分けをしようと考えていたからです。
- メモ帳:その場で書き殴って使うもの。あとで清書したり,iPhoneでスキャンしたり。
- スケジュール帳:ToDoや予定を書き込む。
- 情報ノート:これはやToDo以外でかつメモ帳に書いた中でも賞味期限が長そうな情報のみを記載する。それと打合せ,会議での議事録を載せている。
- 構想ノート:アイデアや構想など自由に仕事やプライベートでの考えを書き込むもの。
そして,実際使っているノートやメモは以下のような感じに。
■【図解】情報の熟成度×賞味期限で見る用途別ノートマップ
スケジュール帳を母艦としながら,下図のように【情報の熟成度】と【情報の賞味期限】でノートやメモ帳を使い分けていきます。
情報の賞味期限が短く,熟成度も低い「メモ帳」はRHODIAのようにささっと取りだしてガリガリ書き殴って,必要無くなればポイッと捨てれるものが適っています。
また,情報の賞味期限が長く,熟成度が低い「情報ノート」は「メモ帳」で使えそうなネタを写したり,会議や打ち合わせで聴いた情報を書くというスタンスです。ネタとなる事実を記すだけですので熟成度としては低くなります。
最後に,情報の賞味期限が長く,かつ熟成度も高い「構想ノート」ですが,これは「メモ帳」や「情報ノート」とは一線を画すノートです。頭の中にある思考の断片を見える化させる方法として用いたり,アイデアの種を紙の上で形にする作業としても使ったりします。そうなると,アイデアを練りに練って情報の熟成度は増します。また,必然的にそのような情報は賞味期限も長くなります。
■最後に;アナログの魅力
社会人になる前はアナログの手帳やノート,はてはメモ帳など持ち歩く習慣は全くありませんでした。今となってはどれも外せない必需品になっているのですが,以前より持ち歩くようになった理由となると「アナログをバカにしていた」というのが正直なところです。
僕はこれまでGoogleカレンダーで予定を管理していました。といってもざっくりな感覚で使っていましたし,学生の時分はそれほどみっちり予定等立てないものです。
ですが次第に就職活動や社会人になってみるとデジタルだけでは追いつかないようになってきました。そして,いつの日かアナログの手帳を持ち始めたという次第です。
最初は馬鹿にしていたアナログ手帳もデジタルに比べてどれも劣っているわけではないことにこのとき気付きました。とっさに取り出せてペンさえあればスラスラっと書けますし,書き殴っても自分の字なら後から読んでも問題ありません。それがデジタルになるとまずさっと取りだすまでに時間が多少掛かり,かつ取りだせる環境も限られてきます(お客の前で携帯電話を開いて,打つのは厳しいですからね)。また,アナログほどに文字を打つのが早いわけではないのでそういう意味でもデジタルはもたついてしまいます。
仕事はスピード命ですから,アナログが向いているシーンも実はあったりするんだなぁと今さらながらにメモ帳やノートの素晴らしさに感動してしまいます。
まぁ,とにかく今回からは前述した通りの用途に合わせて,メモ帳・ノートを使い分け,ビジネスに役立てていきたいと思っています。面白い使い方が見つかればまた報告できればと。
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