東京マラソンを走って,だいぶ経った.
あれほど,ぶっ続けで走ったことは後にも,先にも?無い.
自分を賞賛するわけではなく,3万人を目の前に共に40kmを走ると感じ入るのは
人間ってすげぇ
ってこと.
そして,人生でこんなに自分の身体と対話したことも無いような気がする.
最初から最後まで,自分の身体に語りかけて,気遣って,まだいけるのか?
ここらへんはまだ押さえとこか?などと,いつになく自分の身体に優しく語りかけたことなどそうはない.
走り終わった後の身体は当然のように,酷使した分,悲鳴を上げて2,3日ガタガタ.
マラソンひいてはスポーツとは,やっぱり身体に語りかける行為なのだなと改めて感じた.
頭(思考)はどうしても空転しがちで反応が起こりにくいものだが
身体はほとんどの場合レスポンスがある.
以前よりも僕は身体のご機嫌伺うようにしていた.
いくら思考を働かせても,日々のコンディション,つまり体調の仕上がり具合で
ブレが大きく,なかなか成果を出しにくい.
思考をうまく働かせるのには,頭だけじゃなく,健康,身体の出来上がり具合込みではじめて成り立つ.
文武両道とは,偶然の賜物ではなく,必然的な理なのだ.
ケロ
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