■ルーティンワークとは
最近,僕の中である事を強く求めていました。そして,それは普段仕事をしている際に,沸々と湧き起こります。
何かといいますと,「ラクしたい!!」ということです。
こう言ってしまっては身も蓋もないのですが,もっと仕事をラクにしたいという思いをいつもどこかに感じながら仕事をしております。※断わっておくと,サボりたいというわけではありません。
要するに仕事のボリュームはそのままなのですが処理速度を1段階,2段階上に上げたいということなのです。
ここで,仕事には大きく分けて二つの種類があるかと思います。
ルーティンワークと,そうでない仕事。
そう。
ルーティンワークとは,定型的な,日常的な雑務,毎日よくやるような仕事の事です。
僕の場合,見積書作成,FAX,電話,メール,報告書などがルーティンワークになります。
ところでルーティンワークという響きからいうと,まるで重要じゃない仕事の部類の意味として受け取られがちですが,実際はそれとは全くの正反対です。
日常的・反復的であるにせよ,大変重要な仕事なのです。
メールなどは特に簡単に作成・送信出来てしまうので,かえって取り返しのつかないミステイクをしがち(-_-;
そのほか,見積書や報告書なども決して片手間で片付けられるようなものではありません。
■「そうではない仕事」って
とは言いつつ,こればかりに時間をかけていては「そうではない仕事」に回す時間が足りなくなります。「そうではない時間」とはある人にとっては,創造的な時間であり,ある人にとっては直接お金を生み出す仕事と・・・・・・とまぁ,とにかくルーティンワークだけでは仕事は成り立ちませんから「そうではない仕事」にどれだけ時間を費やせるかが仕事の生産性の多寡を決めると言っても過言じゃありません。
■人間はメモリースロットを増設出来るのか?~処理速度をいかにして上げるか~
もともと頭の回転の速い人ならすべからく淡々かつ正確に物事を処理する事が出来るのでメモリースロットの増設などせずに済みますが,凡人はどうにかして処理速度を人並みほどにでも上げたいのです。
とにかく,ルーティンワークの処理速度時間を向上させ,いかに「そうではない仕事」に注力できるかがポイントなのです。そこで僕はいつも悶々と悩んでいたという経緯になります。
処理速度という言葉からコンピューターを創造する事が出来ますが,果たして僕たち人間はコンピューターのように処理速度をつかさどるメモリースロットを増設できのでしょうか?
それは,否。
僕のような凡人いや凡人以下の人間にメモリースロットを256MBほども増設することなどできません。
そうなると,どうすれば処理速度を上げる方法があるのでしょうか?
それは,「PCに頼る」という最初の言ってる事から言えば本末転倒ともいえる答えになりました。
ですが,そうなのです。人間に出来ないものはとにかくコンピューターに任せるがよいのです。
ということで,こんなものを発掘しました。
■メモ管理ソフト「TextTree」
我ながら長い前置きでした(-_-;スミマセン
それはさておきメモを簡単に取れて,尚且つ,ツリー状に管理してくれるのが「
TextTree」です。
メモ管理ソフトなら「Evernote」もあるじゃないかと,反駁されるかもしれませんが,僕はEvernoteでルーティンワーク関連を管理したくないという思いがあります。
と言いますのも・・・
- デザインが派手だから(ゾウさんの緑が目立つ)
- (Evernoteに)ノイズを増やしたくない
- ゾウさんは重い
- 画像とか音声必要ないから,テキストで十分
などの理由が挙げられ,Evernoteは却下してます。
これらの理由のひとつひとつ見ていきます。
■1.デザインの派手さがネック
についてですが,意外とこれは気になります。
僕のデスクの背面では,社内の人たちが行き交いますから,誰も見ていないと思いながらも少々画面上への配慮をしたくなるのです。
Evernoteにはプライベートな情報も満載ですので,それを背後から見られるのは気になってしまいます。したがって,1の緑色のゾウさんはモニターに常駐させるには気が引けてしまうのです。
■2.ノイズを増やしたくない
の問題についても個人的な理由なのかもしれません。
要するに,Evernoteへの情報のインプットとして,僕は多少なりともフィルターをかけた情報を入れたいのです。 できる限りEvernoteのS/N比を大きくしたいと思っています。
■3.ゾウさんは重い
ゾウさんたまに重くありませんか?たまにというか,高頻度で重いです。
はたして仕事の中でゾウさんを如何なく発揮する場面ってどれほどあるでしょうか?
スピードが命の仕事において,遅いゾウさんはちっと問題です。したがって,軽快に動作するTextTreeのほうがいざという時に役立ちます。
■4.テキストで十分
テキストで十分です。画像とか音声とか,仕事中,とくに内勤のときなどはほとんど使いません。
テキストデータでよいのです。仕事の備忘録的なのを残しておくのにはテキストで十分対応できます。というかそちらのほうが融通がきくと思います。
とここまで見てきて「TexTree」の性能について一切触れておりませんが,Vectorの紹介では以下のとおりとなっています。
「テキストメモを、自動保存でさくさく編集、ツリー表示でらくらく管理」
ソフト詳細説明
ツリー表示と簡易エディタで、メモを書き溜めるソフトです。
特定のフォルダ以下のテキストファイルを表示/編集/検索できます。
表示はエクスプローラのような階層構造でグループ分けが出来、編集は自動保存機能があるのでメモを書いていくことに集中できます。
自分が使っている目的は…
・ToDo管理。細かい作業も忘れなくなりました。
・その日の作業開始時間と作業内容。後日、何をやっていたか思い出せます。
・バージョン単位、機能単位等に分けた開発についての覚え書き。
以前は、付箋ソフトを使ってメモを取っていましたが、付箋の数が増えると画面が付箋で埋め尽くされたり、どこに何を書いたか分からなくなってしまいました。もっと管理しやすいメモソフトがあればいーな、と思ったので自分で作ることにしました。
以前に比べ格段にメモを取りやすくなり、仕事も結構はかどっています。
そして,画面は上のような感じです。
テキストで十分だとは思いますが,画像も扱えますし,高度なテキスト入力も可能です。
■DropBoxとも連携が可能!!
クラウドサービスの一端であるDropBoxと連携させることもできちゃいます。
方法としては,以下の通り。
- ツールバー【設定】
- 【設定】内の【設定】
- 【ルート】タブ表示
- 【編集】
- 【+】
- 「C:\Users\ユーザー名\Documents\My Dropbox」のようにMy Dropboxフォルダを指定
これで複数のPCから同じTextTreeファイルにアクセスできちゃいます。
■象印Evernoteとも連携させてみる
一応Evernoteとも連携させてみるというか,合わせ技を考えてみました。
今度はTextTreeのツールバー【設定】内の【設定】→【実行】→【編集】でEvernote起動のファイルを指定。
完了。PCの「F4」ボタンを押すだけでEvernoteが起動します。
使い方としては,営業に外に出た場合などのTextTree使用範囲外をEvernoteで情報をキャプチャしてもらう。あとで必要なものについてはTextTreeへコピー&ペイストでメモ書きする。
このようにTextTreeとDropBox,そしてEvernoteとのパスを作成してあげれば,ちょっと便利なmemoシステムが完成するというわけです。
まだまだやり方は色々あるかと思いますが,とりあえずこれで走ってみたいと思います。
■ダウンロードは
こちらから @Vector
■サポートサイト:TextTree サポート掲示板/Support BBS