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2009年11月15日日曜日

風の尾っぽ


強風吹き荒れる一日.

そんな夕刻.

家路の坂を見上げると,金色の雲が.
まるで雲は,遠くへ去った強風の尾っぽのように伸びており,また黄金色の光のようでもあった.

そして,そんな金色の夥しい雲は坂の頂上へと収斂していき,一個の生命へと昇華するようだ.

なぜだろうか.
ふと「終末」とはこんな光景なんじゃないかと思った.

そんなことを思いながら帰宅の途につく人たちをみて,なんだかばつが悪くなってしまった私.

なので,次には今晩の夕飯に何を喰うかについて考えてみることにした.


ケロ

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