笑うのに必要なのは,17 種類の筋肉.
だけど,しかめ面するのには 47 の筋肉がいる.
エネルギーを大切に.
-unknown-

自分の写真
どこかの街, どこかの井戸で
日常にハミングを。Evernote、iPhone、エネルギー・環境関連、ランニングなどについて呟いてます。

2010年3月17日水曜日

「現在」・「此処」から,外に出ていくこと.

「ぶれいくするー」

という言葉に対するイメージというものは

「レンガでできた堅牢な壁を力で持って打ち破る」

というものだ.

効果音としては,

「どごぁぉぉんんん!!!」


・・・みたいな.

2年前から「ぶれいくするー」に対する考え方がずいぶんと変わってきた.


「壁を打ち破る」イメージとは打って変わってフットワークが軽いイメージになった.

有体にたとえを言えば

「イマ」・「ココ」に立っている自分はちょいと前方の眺めが悪くなって先行きが不透明な状態だ.そんな時,ふと,右側前方に目を移すと,小高い丘がある.「イマ」・「ココ」じゃあ到底先が見えなさそうだし,あちらの丘までちょいと登ってみて眺めてみようかな.

・・・というイメージに変わったのだ.これはかなりガラリと変わったものだ.

要するに「ぶれいくするー」は力を使うことじゃないことがよくわかってきた.
力では無くて,「イマ」・「ココ」に安住している自分がちょっと壁にぶつかってきたもんだから,そこから自分を離陸させること,あるいはとにかく「イマ」・「ココ」じゃないところへ歩いていくこと.そうなんじゃないかなと思ってきた.

シンプルに,テクテク歩いていけばよいのだ.

かつて抱いていたイメージの「レンガの壁」が目の前にあったとしても壁伝いに歩いていけば,いつかは壁の裏側に辿りつけるのだ(時間かかるかもしれないけど).

これまでは直進しか考えていなかった.だから,目の前の靄に目が眩み,壁があればぶち当たる.
そうじゃない.イマ・ココじゃないところへ身体を運べばよいのだ.

「ぶれいくするー」って,鳥のようにパースペクティブな視点で先行きを見通せた時のことに他ならない.要は「問題=靄あるいは壁」を自分の「考え方」や「思想」という目で見るときに単一的ではなく,複眼的に(マルチな観点から)眺めてみて,把握することなんだろう.

こんな風に考えてから,ちょっと楽になった.

これこそ「ぶれいくするー」なのかもしんないな.

ケロ

2010年3月16日火曜日

explorations


甘い旋律.
アドリブの効いたピアノ.
一曲一曲,どれもがすばらしい.

すばらしいのはBill Evans-pianoだけじゃない.
自由奔放なScott Lafaro-bass,Paul Motian-drumsによるトリオでもって,均整のとれた素晴らしい曲に完成されている.

それにしても彼(Bill Evans)のピアノを弾くフォームが,どこか精神病的で,そこになぜか惹かれてしまう(カッコいい).


アルバム「Waltz for debby」もすばらしいが,これも引けをとらないアルバムになっている.



ケロ

2010年3月15日月曜日

お身体と会話

東京マラソンを走って,だいぶ経った.

あれほど,ぶっ続けで走ったことは後にも,先にも?無い.

自分を賞賛するわけではなく,3万人を目の前に共に40kmを走ると感じ入るのは

人間ってすげぇ

ってこと.

そして,人生でこんなに自分の身体と対話したことも無いような気がする.
最初から最後まで,自分の身体に語りかけて,気遣って,まだいけるのか?
ここらへんはまだ押さえとこか?などと,いつになく自分の身体に優しく語りかけたことなどそうはない.

走り終わった後の身体は当然のように,酷使した分,悲鳴を上げて2,3日ガタガタ.


マラソンひいてはスポーツとは,やっぱり身体に語りかける行為なのだなと改めて感じた.

頭(思考)はどうしても空転しがちで反応が起こりにくいものだが
身体はほとんどの場合レスポンスがある.

以前よりも僕は身体のご機嫌伺うようにしていた.

いくら思考を働かせても,日々のコンディション,つまり体調の仕上がり具合で
ブレが大きく,なかなか成果を出しにくい.

思考をうまく働かせるのには,頭だけじゃなく,健康,身体の出来上がり具合込みではじめて成り立つ.

文武両道とは,偶然の賜物ではなく,必然的な理なのだ.




ケロ

2010年3月4日木曜日

二月の読書

2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1537ページ

神々の山嶺(いただき) (5) (集英社文庫―コミック版 (た66-5))神々の山嶺(いただき) (5) (集英社文庫―コミック版 (た66-5))
★★★★☆
読了日:02月28日 著者:夢枕 獏,谷口 ジロー


神々の山嶺(いただき) (4) (集英社文庫―コミック版 (た66-4))神々の山嶺(いただき) (4) (集英社文庫―コミック版 (た66-4))
★★★★☆
読了日:02月27日 著者:夢枕 獏,谷口 ジロー


シーシュポスの神話 (新潮文庫)シーシュポスの神話 (新潮文庫)
★★★☆☆
読了日:02月25日 著者:カミュ


トゥルー・ストーリーズ (新潮文庫)トゥルー・ストーリーズ (新潮文庫)
★★★★☆
読了日:02月22日 著者:ポール オースター


神々の山嶺(いただき) (3) (集英社文庫―コミック版 (た66-3))神々の山嶺(いただき) (3) (集英社文庫―コミック版 (た66-3))
★★★★☆
読了日:02月15日 著者:夢枕 獏,谷口 ジロー
読書メーター